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学校のできごと 12月17日(火)

 今日は、2学期最後の児童朝礼です。
校長先生からは、ある一つのエピソードについてのお話がありました。昨日、楠小学校に来てくださっているスクールカウンセラーの先生から1本の電話がかかってきたそうです。
 駅前を歩いていた時に、うしろから2人の男の子に声をかけられたそうです。落とした手袋を拾って、渡しにきてくれたそうです。どこの学校かを尋ねると、「楠小学校の6年生です。」と答えたため、お電話をくださったそうです。手袋を落としたことに気づいていなかったので、届けてもらってとてもうれしかったことをお話してくださいました。

 このエピソードから、校長先生は「心のものさし」についてお話をしてくれました。人は、1日に3万回以上の決断をしています。何か一つの行動をするたびに、たくさんの判断をし、決断しています。その決断をする時、「これはやらないほうがいい(やってはいけない)」と迷う時(例えば赤信号を渡るなんてことは、誰もが「やってはいけない」と思いますよね。)もあれば、「これはやった方がよさそう」と思う時があります。今回は、6年の男の子の「手袋を拾った方がよい」という決断からの行動が、誰かを助けることにつながりました。
 校長先生自身も、「これはやった方がよいかな?」と迷った時には、やるように心がけているそうです。楠っ子のみなさんも、「やった方がよい」と思ったら、勇気を出して行動できるといいですね。

朝礼の日は、いつも児童会役員の人たちが体育館の入口で元気よくあいさつをしてくれます